フィブラート系製剤:特徴と注意点

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特徴

肝臓での中性脂肪の産生を抑える効果がある。

中性脂肪をさげる効果

核内受容体のPPARαに作用して活性化する。結果として、肝臓での中性脂肪の産生が低下し、分解が促進される。

中性脂肪は低下し、HDLコレステロール(善玉)の上昇効果がある。尿酸値も低下する効果がある。

副作用

  • 横紋筋融解症:筋肉痛になったり脱力を感じたりする。特に腎機能の低下した場合に起きやすい。急激な腎障害に至ることがある。
  • 胆石形成:コレステロールが胆汁に排泄される可能性があり、胆石が形成される報告がある

注意事項

まれですが横紋筋融解症のリスクがあります。筋肉痛や強い倦怠感などあれば主治医に相談しましょう。

フィブラート薬の種類

  • ベザフィブラート(ベザトール)
  • フェノフィブラート(トライコア、リピディル)
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