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血圧の管理を行う
血圧について
血圧は通常2つの数字で表されます。大きい方の数字が収縮器血圧で小さい方が拡張期血圧です。
- 収縮期血圧:心室が収縮し血液を拍出する時に動脈にかかる圧力
- 拡張期血圧:心臓が弛緩した時の動脈の圧力
血圧の分類
血圧の分類は診察室での血圧と家庭での血圧で基準となる数値が異なるのでご注意ください。
高血圧に関してこちらの冊子がわかりやすいのでご参照ください。
診察室血圧 140/90mmHg または 家庭血圧 135/85nnHg
を超えたら高血圧と診断されます。
ただし、高値血圧(診察室血圧 130-139/80-89、家庭血圧 125-134/75-84)も心血管病が発生するリスクがあります。特に糖尿病や慢性腎臓病を持っていたり、喫煙習慣がある方は注意が必要です。高値血圧でも放置してはいけません。
高血圧に該当したら
高血圧を放っておくと、脳卒中(脳梗塞や脳出血)、心臓病(心筋梗塞や心不全)、腎臓病や大動脈解離・大動脈瘤など非常に大きな病気になるリスクがあります。
高血圧があれば、きちんと医療機関で相談しましょう。
血圧を測ろう
健康診断や定期受診、自宅などで定期的に血圧を測定しましょう。血圧計は家電量販店などで購入できます。
よほど血圧が上がらないと自覚症状はありませんが、高血圧は静かに体を痛めています。
成功のためのヒント
- 良い食習慣を
食事の内容を見直しましょう。健康に良いとされる食事をとり、制限すべき食事を減らしましょう。
- 活動しよう
消費カロリーを増やすために、より活動的になりましょう。身体的な活動は血圧を下げ、高血圧のリスクを下げます。
- 体重を管理しよう
肥満があると高血圧になりやすく血糖値のコントロールが難しくなります。適切な体重を目指しましょう。
- 禁煙する
喫煙により血圧は一時的にでも上昇します。禁煙しましょう。
- 良い睡眠をとろう
睡眠不足や睡眠の質の低下は高血圧に関与しています。特に睡眠時無呼吸症候群があると血圧がコントロールしにくくなります。